準備から完走までのエピソードをまとめておくので、これから筑波に出ようとするみなさんに届くと嬉しい。ちょうど僕らは2シーズン目の大会の参加ですが、ライダー同士の過ごした時間は長くチームワークの良さが持ち味で雰囲気がとてもいい。

今日のレースは、安全にゴールする、レースを愉しむ、一生懸命取り組む!

出場を重ねるたびにこの意識が高まっているが、シリーズ戦を締めくくる秋の大会では特に意識してスタート前の合言葉にした。日頃の練習目的であつまり走るグループライドでは、「集団走とローテーション」と「声かけ」の練習と考えています。

FTPをあげるとかは自宅で効率よく十分にできるので、外ライドでは仲間と走りながら練習できることとした。先頭の仕事、後ろの仕事、など順番が回ってきた時にやっとわかることがあります。仲間がいないと学ぶことができません。

以下、取り組んだことでチーム秘密にしたいところですが一人でも安全に落車が防げればと思いシェアします。

交代のサインを見逃さず、仲間の視認性を良くする目的でチームジャージを作る

パールイズミさんではリーズナブルなモデルからハイスペックのジャージの素材を選べるので、気軽に作って楽しみたい。ジャージ作りでは、皆でイメージを考えまとめ多数決をとり進めます。意見をまとめることも楽しんでやるのが重要。

会場に持ち込む資材の数だけピット生活が快適になる

協力が必須。事前にオンラインでMTGを行ったり、持ち物を分担したり誰かが辛くならないようにリーダーごとで打ち合わせして負荷の分散を心がけた。僕らは3チーム体制なので、リーダーを3人立てている。当日の受付作業のことなどを考えると、やっぱり必要。会場に入ってから、スタートまで時間はほとんどありません。

最終的に会場に持ち込んだ荷物では、ここでは言えないものもあるけど、大きな時計、選手一人に計測タグ、LINE通話の機材、ピットからのチェンジフラッグ、ストップウォッチ、3本ローラーなど。そして、チーム監督兼マネージャーを一人立てた。きっと走りたかったと思いますが、感謝しかない。

交代のサインもLINE通話指示にして安全を担保する

ルールの規定上15周回ほど後退をしなければならない。交代の意思を伝えるたびに、よそ見、片手運転はリスクと考えた。ホームストレートでの落車もあるぐらいなので、レース中は極力後ろを向かない、片手運転はしない。蛇行しないで走る技術は想像以上に難しいが、どれぐらいのライダーが意識しているだろうか。

段取り8割できまる

そんな準備をたくさんしながらのもレースのたびに、アクシデントが発生します。毎回トラブルがあったが、気持ちを落とすことなく無事に完走できた。これもチームワークのなせる技かもしれないが、チーム割り振りは裏でいつもディスカッションしながら、悩みながらの設定でした。

そんなわけで、誰も実業団などに出ていない僕らでしたが、チームワークを大切に手に入れた思い出チームメンバーに感謝しかない。

ゴール後は安堵の表情ですが、疲労は隠せないかも。